『魔法少女ザ・デュエル』の遊び方
魔法少女ザ・デュエルは、魔法少女より生み出されるエネルギー“オド”を用いて怪異を召喚したり詠唱や結界を繰り出したりし、相手を攻撃していきます。
各プレイヤーは7つのオーブによって守られており、このオーブをすべて穢し、最後に相手への攻撃を決めたプレイヤーがゲームに勝利します。
遊び方動画
ゲームの領域
- 手札
手札にあるカードはコストを支払うことによってプレイすることができます。手札の内容は相手に見えないようにしてください。 - デッキゾーン
プレイヤーのデッキを置く場所です。カードは無作為な順番で裏向きに重ねて置きます。 - 怪異ゾーン
戦場に出た自分の怪異や結界を置く場所です。 - 魔法少女ゾーン
戦場に出た自分の魔法少女を置く場所です。 - 戦場
相手と自分の怪異ゾーンと魔法少女ゾーンをまとめて戦場と呼びます。 - 墓地
使用済みのカードや破壊されたカードを置く場所です。 - オーブゾーン
オーブを置く場所です。ゲーム開始前にデッキからカードを7枚裏向きで置きます。
基本用語
怪異 | プレイヤーが操る使い魔です。戦場に現れ、敵を攻撃したり、攻撃から魔法少女を守ります。 |
詠唱 | 戦況を変える使い捨ての魔法です。使用後は戦場ではなく墓地に置かれます。 |
結界 | プレイした後戦場に残り続け、全体に影響を与える魔法です。 |
魔法少女 | 魔法少女の魂が込められたカードです。レスト(カードを横向きにする)ことで、その魔法少女と同じ属性の魔力(オド)をレベルの分だけ生み出します。 能力のコストにがある場合、そのカードを横向きにしてレスト状態にします。 |
オド | 魔法少女などから生み出される魔力です。これを支払うことで怪異、詠唱、結界などのカードや、能力をプレイすることができます。 |
ドロー | 自分のデッキの一番上のカードを手札に加える行動です。 |
リカバー | レスト状態(横向き)のカードを縦向きに戻すことを意味します。 縦向きの状態になっているカードは“リカバー状態”と呼ばれます。 |
レスト | リカバー状態(縦向き)のカードを横向きに倒すことを意味します。 横向きの状態になっているカードは“レスト状態”と呼ばれ、コストにがある場合は、そのカードをリカバー状態からレスト状態に変更することを表します。 このコストはすでにレスト状態になっているカードで支払うことは出来ません。 |
リバース状態 | リバース状態は上下逆さまになっているカードの事を指します。この状態になるのは怪異のみで、それは攻撃することができません。 |
カードのプレイ方法
カチカチ山の狸を例に説明します。
カードにはいろいろな情報が記載されていますが、今回見るのは左上に書かれている数字です。
この数字がこのカードをプレイする際に必要なコストを表しています。つまりカチカチ山の狸をプレイするには3つのオドを支払わなければなりません。
そしてこの3つのオドのうち最低1つはプレイするカードと同じ属性のオドを含める必要があります(カードの属性はコストの右下にあるシンボルで表されています)。このカードの場合、火星属性のオド1つと好きな属性のオド2つでOKです。
魔法少女を場に出す方法
1ターンに1度、自分のターンのコールフェイズに以下から1つまでを選んで実行できます。
この行動を“コール”と呼びます。
- 手札からレベル1の魔法少女を表向きで自分の魔法少女ゾーンに出す。すでに自分の魔法少女ゾーンにいる魔法少女と同じ名前のカードは出せません。
- 手札から好きなカードを裏向きで自分の魔法少女ゾーンに出す。これは無属性のレベル1魔法少女として扱い、生み出せるオドも無属性のものになります。
- 3. 手札の魔法少女のカードを、それよりレベルが1つ下の、同じ名前の魔法少女か裏向きの魔法少女に重ねて出します。すでに同じ名前の魔法少女が自分の魔法少女ゾーンにいるなら、その上にしか重ねられません。これを魔法少女のレベルアップと呼びます。
魔法少女カードについて
魔法少女カードは、戦場に出したそのターンのうちからオドを生み出すことができます。ただし生み出したあと何にも使用しなかったオドはターン終了時に消滅してしまいますので、それまでに使用するようにしてください。
オドを使ってできること
- 怪異をプレイする
カードの左上に書かれているコストの数と同じだけオドを支払うことで、怪異カードを自分の怪異ゾーンに召喚することができます。怪異カードのプレイは特に指定が無い限り、自分のターンのメインフィズにのみ行えます。 - 詠唱をプレイする
カードの左上に書かれているコストの数と同じだけオドを支払い、詠唱カードをプレイすることができます。詠唱カードのプレイは特に指定が無い限り、自分のターンのメインフィズにのみ行えます。 - 結界をプレイする
カードの左上に書かれているコストの数と同じだけオドを支払い、結界カードをプレイすることができます。結界カードのプレイは特に指定が無い限り、自分のターンのメインフィズにのみ行えます。
チェイスについて
“チェイス”とは、カードや能力のプレイに対してさらにカードや能力のプレイを重ねるということを表します。
自分が優先権を持っている間であればチェイスはいつでも好きなだけ可能で、それは相手のターンでも同様です。ただし相手に優先権がある間はチェイスを行えません。
いずれのプレイヤーもチェイスを行わなくなった場合、最後にプレイされたカードや能力を解決します。
チェイスを行えるカードは<瞬動>を持つものや条件能力などです。 詳しくは総合ルールをご覧ください。
バトルについて
自分がコントロールするリカバー状態の怪異は、可能であれば自分のバトルフェイズで攻撃しなければいけません。以下はその手順です。
- ターンプレイヤーは攻撃が可能な怪異1体を選択する。選択ができなくなった場合、バトルフェイズを終了する。
- 攻撃する対象として、相手がコントロールする怪異や相手プレイヤーを選択します。オーブがある場合穢すオーブを選びます。またリバース状態の怪異が相手の怪異ゾーンにある場合、相手プレイヤーを攻撃対象に選択することは出来ません。
- 攻撃を行う怪異をリカバー状態からレスト状態に変更する。
怪異同士のバトルは以下のように解決します。
※ リカバー・レスト状態の怪異が攻撃対象となった場合、そのバトルは攻撃をしている怪異のATKと攻撃をされている怪異のATKを比べます。リバース状態の怪異が攻撃対象となった場合、そのバトルは攻撃をしている怪異のATKと攻撃をされている怪異のDEFを比べます。
- 攻撃をされている怪異のATKやDEFが攻撃をしている怪異のATK未満の場合、攻撃をされている怪異は破壊され墓地に置かれます。
- 攻撃をされている怪異のATKやDEFが攻撃をしている怪異のATKと同じもしくは超えている場合、攻撃をしている怪異、攻撃をされている怪異共に何も起こりません。
ブレイクについて
“ブレイク”はいくつかのカードが持つ能力です。
この能力を持ったカードがオーブゾーンから手札に加わるとき、そのカードが<瞬動>を持っていない場合でも、コストを支払うことなく即座にプレイすることができます。
もちろん、その時点でそのカードをプレイしたくない場合は、プレイをせずにそのまま手札に加えることを選択することもできます。そうした場合、以後そのカードをプレイする際は他のカードと同じようにコストを支払わなければなりません。
ゲームの始め方
- じゃんけんなどを行い、勝ったプレイヤーが先攻になります。
- 各プレイヤーはデッキの上からカードを7枚ドローします。
- 各プレイヤーはデッキの上からカードを7枚裏向きでオーブゾーンに置きます。
- 各プレイヤーはマリガンを行います。マリガンは好きな枚数の手札をデッキの一番下に好きな順番で置き、その後置いた枚数と同じだけのカードを引き直します。これはゲーム開始前に1度だけ行えます。
- 後攻のプレイヤーが破棄すれば無属性のオドを生み出せるコインを1つ得て、先行のプレイヤーからゲームをスタートします。
ターンの進行
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